歯並びが悪いと起きる4つのデメリットと原因とは

みなさんこんにちは。

函南町の歯医者【ルピア歯科医院】です。

 

歯並びがデコボコしていたり、しっかり噛めなかったりするなどのお悩みはありませんか?

歯並びが悪いと、見た目の審美性はもちろん、機能性にもさまざまな悪影響があります。

今回は、歯並びが悪いと起きる4つのデメリットと原因についてご紹介させていただきます。

 

歯並びが悪いと起きる4つのデメリット

 

  • むし歯や歯周病のリスクが高くなる

 

歯並びがデコボコしていたり、重なったりしている部分は汚れが残りやすくなります。

また、その部分は歯ブラシが当たりにくくなり、磨き残しがちです。

 

毎日歯磨きをしていても、歯ブラシだけで磨いていると、6割程度しか磨けていないというデータがあります。

そのため、デンタルフロスや歯間ブラシの併用が大切ですが、歯並びが悪い方はさらに汚れが着きやすく、落としにくい状態です。

その結果、歯並びが悪いと、むし歯や歯周病のリスクが高くなり、お口の環境が悪くなりやすい傾向にあります。

 

 

  • 顎関節症のリスクが高くなる

 

歯並びが悪いと、かみ合わせのバランスが崩れてしまいます。

歯には、1本1本役割があるため、歯並びが悪く、一部分が強く当たっていると歯や顎に負担がかかります

そうすると、顎の関節にも負担がかかって、口が開きにくい、食事をすると、顎に痛みが出るなどの顎関節症のリスクが高くなります。

 

  • 見た目の印象が悪くなる

 

口元は、顔の印象を大きく左右します。

欧米では、よい歯並びも1つのステータスとして考えられているので、小さいころから歯並びを整えることに力を入れています

 

歯並びが悪いと、自己管理ができていない、仕事ができないなどのイメージにつながってしまうことも。

そのため、歯並びが与える印象を重視しています。

日本でも歯並びが与える印象を大切にすることが広がりつつあり、歯並びを良くするための矯正治療が広まっています。

 

  • 口臭のリスクが高くなる

 

歯並びが悪いと、歯ぐきの境目にも汚れは残りやすくなり、歯周病になりやすくなります。

歯周病が悪化すると、歯周病菌が歯ぐきの炎症を引き起こすだけでなく、毒素も排出します。

その結果、強い口臭がするようになってしまいます。

 

 

歯並びが悪くなる原因

 

  • 遺伝

 

顎の大きさなどの骨格や歯の大きさはある程度遺伝をしますので、ご両親の歯並びが悪いと、お子さんも歯並びが悪い傾向になります。

ただし、日常生活の悪習癖がある方が、歯並びに影響を及ぼすことが多いです。

悪習癖は早めに改善して、歯並びへの悪影響を防ぎましょう。

 

  • 日常の生活習慣

 

・口呼吸

正しい呼吸は、鼻で呼吸する鼻呼吸ですが、口で呼吸する口呼吸をしていると、さまざまなデメリットがあります。

通常、鼻呼吸をしていると、唇が閉じているので、唇の圧が歯にかかっています。

しかし、口を開けたまま口呼吸を続けていると、唇や頬からの圧が正しくかからないため、歯並びが悪くなってしまう可能性があります。

 

また、鼻呼吸の場合には、鼻毛がフィルターの役割をして、ウイルスや細菌をブロックしてくれるのですが、口呼吸はウイルスや細菌をダイレクトに吸い込んでしまいます。

そのため、感染症のリスクも高くなるため、口呼吸は改善が必要です。

 

・舌を出すくせ

舌の正しい位置は、上顎の少し出ている部分です。

しかし、その部分につかずに、舌で前歯を押していると、少しつ歯並びが悪くなってしまいます。

小さいお子さんが無意識に歯と歯の間から舌を出す場合がありますが、歯並びが悪くなってしまう可能性があるため、やめるように促しましょう。

 

・爪かみ・指しゃぶり

爪かみや指しゃぶりも歯に力がかかってしまうため、歯並びの悪さにつながります。

小さいお子さんは、指しゃぶりをして気持ちを安定させているといわれていることもあり、3歳までは無理にやめさせる必要はないと考えられています。

ただし、3歳以降も指しゃぶりを継続していると、歯並びが悪くなる可能性があります。

急に止めるとお子さんの負担になる場合もあるため、徐々に止めるように促してあげましょう。

 

 

・頬杖

日常的に頬杖はめずらしい習慣ではありませんが、歯並びを悪くする悪習癖です。

片方か力がかかるため、頬杖がある習慣の方は、顎のゆがみや歯並びの悪さにつながります。

 

・片方ばかりで噛むくせ

左右バランスよく噛むことが、顎にも負担をかけないので、理想的です。

そのため、片方どちらかだけで噛むくせがある場合には、噛んでいる方に負担がかかりやすいため、改善しましょう

歯並びが悪くなっていて、どちらかで噛みにくい場合には、歯並びの改善が必要です。

また、むし歯や歯周病などで、どちらか噛みにくい場所があった場合にも片方ばかりで噛むくせがつきやすいです。

片方ばかりで噛むくせの原因を探ってその原因も改善することが大切です。

 

歯並びの矯正をご希望の方はルピア歯科クリニックへ

 

歯並びは自然に改善することは少ないため、矯正治療が必要です。

ルピア歯科クリニックでは、患者さまの歯並びとご希望をお伺いして、よりよい矯正方法をご提案いたします。

また、矯正治療のお悩みや不安なことなどをカウンセリングで解消してから、矯正治療をスタートしますので、気になることはお気軽にご相談ください。

矯正歯科治療に関する詳しい内容はこちら
https://lupia-dental.com/orthodontics