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入れ歯を作ったのに合わない？入れ歯を使わないと起きる5つのこと

みなさんこんにちは。

函南町の歯医者【ルピア歯科医院】です。

 

歯を失った時の選択肢の中に保険適用もできる「入れ歯」があります。

ただし、入れ歯は取り外し式のため、天然歯に比べて噛む力が劣りますし、新しい靴のように徐々に慣らす必要があります。

 

慣れる前に入れ歯をつけることを止めてしまうと、お口の中でさまざまな悪影響を及ぼします。

そこで今回は、入れ歯を使わないと起きる5つのことについてご紹介します。

入れ歯は調整も必要

 

入れ歯は大きく分けて2つあり、全ての歯を失った「総入れ歯」と残っている歯がある「部分入れ歯」があります。

総入れ歯は、歯ぐきだけを支えにするため、部分入れ歯に比べて安定感が少なくなります。

部分入れ歯は、残っている歯があればあるほど安定感がありますが、保険適用の入れ歯の場合には、ばねがかかるので、見た目が気になってしまうことがあります。

 

総入れ歯も部分入れ歯もそれぞれ特徴がありますが、歯ぐきで支える部分があるため、何度か「調整」が必要な場合が多くなります。

新しい靴も、初めて履いた時には慣れないことがあるように、歯ぐきにフィットさせるためには、調整が必要です。

 

また、お口の中の状況が少しずつ変化するので、顎の骨が少しずつ痩せると、その状況に入れ歯を合わせることが大切です。

 

「ちょっと合わなくなった……。」と外している時間が長くなるとお口の中が変化して、さらに入れ歯が合いにくくなってしまうことも。

また、ほかの歯にも影響が出て、噛み合わせのバランスが崩れるケースもあります。

 

入れ歯を使わないと起きる5つのこと

 

  • 噛み合わせに影響がある

 

入れ歯が入っていないと、歯はその部分を埋めようとして、少しずつ動いてきます。

隣の歯が傾いてきたり、その前後の歯にもすき間に向かって動いてきたりします。

噛み合わせのバランスは繊細なので、一部分が当たらなくなってしまうと、ほかの部分が強く当たります。

そうすると、噛む時のバランスが崩れて、強く当たっている歯や顎に負担がかかってしまうことも。

顎関節症を引き起こしてしまうこともあるため、入れ歯を使って生活をするようにしましょう。

 

  • むし歯や歯周病のリスクが高くなる

 

入れ歯を外したまま、食事をしていると、すき間がある部分に汚れが残りやすくなってしまいます。

そうするとその部分はむし歯や歯周病のリスクが高くなります。

歯を失った部分は、歯ブラシが当たりにくい場所だったり、苦手な部分なことが多かったりするため、むし歯や歯周病のリスクの高い部分です。

さらに、入れ歯がない状態になってしまうと、周囲の歯のむし歯や歯周病のリスクを高めてしまうため、入れ歯をきちんとつけましょう。

 

  • 噛む力が弱くなり、健康を損なうことがある

 

入れ歯をつけずに、何もない部分があると、噛む力が衰えます。

歯には1本1本役割があるので、その役割をする歯や入れ歯がないと、胃腸に負担がかかります。

また、噛むことで脳に刺激が伝わりますが、噛む力が弱いとその刺激が弱くなるため、認知症のリスクが上がります。

歯を失ったまま放置している方は認知症のリスクが高くなることも分かっており、その部分を補う入れ歯は大切です。

 

  • 身体のゆがみにつながりやすい

 

噛み合わせのバランスは全身のバランスとつながっています。

姿勢が悪かったり、猫背の方は噛み合わせのバランスが悪くなりやすかったりすることが分かっており、相互関係があると考えられています。

また、噛み合わせがわるいと咬合関連痛とも関係があり、肩こり、首こり、頭痛などを引き起こしてしまうこともあります。

 

  • 老け顔になりやすい

 

入れ歯が入っていないと、その部分がこけたような印象になります。

また、噛むことで口周りに筋力は使われていますが、しっかり噛むことができないと筋力が低下して「ほうれい線」などができやすくなってしまいます。

そうすると、お顔全体の印象が老けた感じになりやすいです。

 

治療の選択肢

 

入れ歯は保険適用のものもありますが、自費の入れ歯もあります。

素材を自由に選択することができるため、金属のばねが見えない「ノンクラスプデンチャー」や「エステショット」などもあります。

 

また、見えにくい粘膜に当たる部分を「金属床」にして、温度を感じやすくすることもできます。

見えにくい部分ですし、金属を使用することで厚みを薄くできるため、入れた時に違和感を軽減する方法です。

 

その他には、入れ歯の治療とは異なりますが、「インプラント治療」もあります。

当院では、インプラントの実績が数多くある歯科医師がおりますので、精密なインプラント治療を受けることができます。

入れ歯でお困りの方はルピア歯科医院へ

 

入れ歯は、取り外し式なこともあり、慣れるまで少し時間がかかりやすい治療です。

また、すぐにぴったり合わせることは難しく、少しずつなじませていきます。

天然歯と比べると、噛む力が衰えてしまうため、入れ歯が合わないと感じた場合には、ほかの調整もできますし、ほかの治療法をご提案することもできます。

自費の入れ歯は見た目やクッション性が高いものもあります。

また、ルピア歯科医院ではインプラント治療にも対応しておりますので、気になる方はお気軽にご相談ください。

入れ歯治療に関する詳しい内容はこちら
https://lupia-dental.com/dentures